2025年11月07日
水陸両用バスに乗って水上にダイブ、諏訪名物の諏訪湖ダックツアーを楽しもう!
諏訪湖の観光スポットとして有名な「SUWAガラスの里」。繊細で美しいガラス作品の展示は諏訪に訪れたらぜひ見ておきたいおすすめスポットです。そんな「SUWAガラスの里」を発着所とする「水陸両用バス」のツアーがあることをご存知でしょうか?水陸両用バスとはどんなモビリティで、諏訪湖ダックツアーとは何なのか、詳しく解説したいと思います。
読者の関心度
★★★★☆
4
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片倉 好敬
Katakura Yoshitaka
アベントゥーライフ株式会社
代表取締役 兼 CEO
そもそも水陸両用バスとはどんなモビリティ?
水陸両用バスはその名の通り、水上も陸上も走ることができるバスです。水上では船のように、通常の車と同様に走行します。
もともとは、第二次世界大戦中に使用された渡河・上陸作戦に使われた軍用車両でしたが、戦後世界のリゾート地で観光向けの車両に改造され、今の形になったというルーツがあります。
船と車の良いところ取りができるモビリティとして観光ツアーなどで利用されることも多く、「主要観光地をバスツアーと同じように巡ったあと、海や川などの水面にダイブして航行する」という今までにない体験ができますよ。
ちなみに、日本で運転する場合は、陸上と海上を両方走行する必要があることから、バスの運転免許と小型船舶の免許が必要です。また、車でもあり、船でもあるというモビリティの特徴から、車用のナンバーと船舶用の登録が併記されているのも特徴です。
諏訪湖ダックツアーとは、オンシーズンや運行時間をご紹介!
諏訪湖ダックツアーは、春から秋にかけて営業する水陸両用バスのツアーで、日本水陸観光株式会社が運営しています。
参考までに、2025年度は4月12日から11月30日までの運行と決まっています。例年、紅葉シーズンが終わるとオフシーズンになるので注意しましょう。
運行本数は毎日6便(夏季のみ7便)です。
大体1時間に1本のペースで走行するので、旅行プランに合わせて時間を決めて事前に予約しておくのがおすすめです。
ツアーの所要時間は約50分。発着地であるSUWAガラスの里出発後は、陸上を通常のバスと同じように走行します。
ヨットハーバーを通過したのち、水中にダイブ→諏訪湖クルーズを楽しんだあと、再びヨットハーバーに戻り、高島城を車窓から見学してガラスの里に戻ってくる流れです。
料金は大人:3,600円、小学生以下の子ども:2,500円、2歳以下の幼児:500円です。
※繁忙期など、一部期間は値段の変更があります。
※2歳以下の幼児は座席がないため、大人の膝上に座ります。
| 10:00発 |
| 11:10発 |
| 12:40発 |
| 13:50発 |
| 15:00発 |
| 16:05発 |
| 17:10発(夏季のみ) |
水陸両用バス、諏訪湖ダックツアーの発着所 SUWAガラスの里とは?
水陸両用バス・諏訪湖ダックツアーの発着所は諏訪市にあるSUWAガラスの里という美術館です。2022年にリニューアルし、施設の1階に「憩いのCAFE」がオープンするなど、時と共に進化を続けています。施設内に小休憩できる場所があるのは嬉しいですよね。
館内に展示されている多数のガラス作品は圧巻!
ガラスの美しさが引き立つよう、展示エリアは暗めの調光に設定されており、ガラスのキラキラした輝きをすぐ近くで感じることができます。
また、体験工房があるのもSUWAガラスの里の魅力です。
ガラス工芸体験や、サンドブラスト体験、クリアドーム作りやガラスはんこ作りなど、さまざまなコーナーがあり、実際に手を動かしてオリジナルの作品を作ることができますよ。
親子で体験できる体験工房もあるので、大人から子どもまで楽しめると思います。
素敵なガラスに癒されたあとは、水陸両用バスで諏訪観光に出かけよう!
SUWAガラスの里は、美しいガラスを見て・作って・心が浄化される素敵な諏訪の美術館です。
展示や体験のほかに、お買い物を楽しめる国内最大級のセレクトショップもあります。人気の工房作品からレアな商品まで多数のラインナップが揃っており、素敵なガラス雑貨やアクセサリー、酒器やランプなど、時間を忘れて物色したくなる素敵なアイテムもたくさん売っているので、時間を忘れて楽しむことができますよ。
ガラス製品のほかにも長野県の特産品や地酒、漬物なども販売されているのでお土産探しにもぴったり!
ガラス作品を満喫したあとは、同じ施設に水陸両用バスの発着所があるので、ぜひ諏訪湖ダックツアーにも参加してみてくださいね。
諏訪湖の絶景を眺めながら、今までにない新しいモビリティ体験ができるはずです。