2025年12月01日
電動パーソナルモビリティ最新版 2026年に注目したいのはこの車種!
2025年は大阪万博やウーブンシティなど、モビリティ業界が注目するさまざまなイベント・取り組みが実施された1年でした。各メーカーからは従来の「乗用具」の概念を覆す革新的で新しい電動パーソナルモビリティのモデルが多数公開され、時代の流れと進化を感じた方も多いのではないでしょうか? 2026年が始まったいま、過去に当メディアで取り上げた注目の電動パーソナルモビリティや今後の動向が注目されているモビリティをピックアップすることで、その魅力を改めてご紹介したいと思います。電動バイクやキックボード、車いすも日々進化していますよ。
読者の関心度
★★★★☆
4
※ 各読者がページに費やす時間によって決まります。
片倉 好敬
Katakura Yoshitaka
アベントゥーライフ株式会社
代表取締役 兼 CEO
2025年、多くの人が注目した電動パーソナルモビリティ関連のニュース
2025年、多くの人が足を運んだ一大イベントといえば、4月から10月にかけて大阪府・夢洲で開催された「大阪万博」ではないでしょうか。空飛ぶクルマやライオン型ロボ「CORLEO」など、近未来型の新しい乗用具に大きな注目が集まり、メディアやニュースが賑わいましたよね。
同年9月にはトヨタ自動車株式会社主導で開発が進んでいる新しいカタチの実験都市「ウーブンシティ」がオフィシャルローンチして大きな話題を呼びました。
また、10月末から11月頭にかけて東京ビッグサイトで開催された「Japan Mobility Show 2025」では自動車はもちろん、二輪や次世代型の電動パーソナルモビリティなど多種多様な新しい乗用具が展示され、モビリティ好きの心を掴みました。
【参考】
・CORLEOの記事リンク
・ウーブンシティの記事リンク
・ポンチョドットの記事リンク
電動パーソナルモビリティがいま躍進する理由とは
電動パーソナルモビリティは、自動車や二輪バイクのように特別な運転技術がなくても自転車に乗る感覚で運転できる、乗る人を選ばない手軽さが人気です。
最近では通勤や通学の際に利用したり、旅行先での移動手段としても活躍していますよね。
具体的に評価されているポイントは以下の通りです。
- 電動なので走行時に二酸化炭素を排出せず、カーボンニュートラルに貢献可能
- コンパクトな設計で小回りが効くので狭い道でもスムーズに移動できる
- 車両価格がリーズナブルで、直感的な操作で運転できる
- 自動車渋滞や公共交通機関混雑の解消に繋がる
- 観光地のオーバーツーリズム問題改善が期待できる
- 免許を返納した高齢者の新しい移動手段として活用できる
短距離移動に適したモビリティとして、いま急速に普及が進んでいます。
電動パーソナルモビリティにはどんな種類の乗用具が含まれる?
電動パーソナルモビリティとは、街中での近距離移動を想定した1~2人乗り電動コンセプトカー全般のことで、海外ではマイクロモビリティとも呼ばれています。
具体的には以下のような乗用具がカテゴリーに該当します。
電動キックボード
電動キックボード=LUUPなどのシェアリングサービスをイメージする方も多いのではないでしょうか。名前のとおり、キックボードに電動モーターが取り付けられているので、乗るだけでスムーズな移動が可能です。操作方法も分かりやすく、誰でも簡単に運転することができます。
性能上の最高速度が自転車と同程度であるなど、一定の条件を満たす電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」に分類され、運転者の年齢が16歳以上であれば免許なしでの走行が認められていますよ。
(※特定小型原動機付自転車の基準に該当しない電動キックボードを運転する場合は免許証の保有が必須です。)
自転車よりも楽に、自動車より気軽に利用できると高い評価を獲得しています。
電動スケートボード
電動スケートボードは電気で動くスケートボードです。通常のスケートボードは地面を蹴って進むプッシュ動作で前進しますが、電動スケートボードの場合はリモコン操作によってモーターがタイヤ(ウィール)を回し、走行します。簡単にスピードが出るので爽快感を求める方にぴったりです。
スポーツとしての要素も強く、バランス感覚が必要なモビリティです。コツをつかむまでに時間はかかりますが、練習することで足腰や体幹が鍛えられます。運動不足解消や身体能力向上の効果があるのは嬉しいですよね。
車体の構造上、ウィンカーやナンバーの取り付けが難しいので日本では公道での走行はできません。
ペダル付き電動バイク(電動モペット)
電動モペットは「モーター走行とペダル走行の切り替えが可能な原動機付自転車」です。少し重厚感のあるマウンテンバイクのような見た目が特徴で、ペダルを漕がなくてもモーターを使って自走が可能です。ゆっくり走行したい時はペダル走行に切り替えると自転車と同じように使うこともできます。
バイクと自転車、両方の特徴を活かして活用できる利便性の高さが人気の理由です。
最近は走行距離も伸びており、1度の充電で30㎞~60㎞ほど走行できる車両が増えています。さらに折りたたみ可能なモデルも多いので、自動車に積んで目的地までドライブし、到着したら電動モペットに乗り換えて散策するというような使い方も可能です。
電動アシスト付き自転車
電動アシスト付き自転車は、ペダルを漕ぐ力を電動モーターが補助することで、人力より早く軽い力での走行が可能な電動パーソナルモビリティです。チャイルドシート搭載のモデルは小さい子どもを育てるパパ・ママの味方と言っても過言ではありません。
道路交通法でアシスト比率等の基準が細かく定められており、基準を超えるものはフル電動自転車(ペダル付き電動バイク)と呼ばれ、自転車として道路を走行することはできず、免許証の保有やナンバープレートの設置が必要なので注意しましょう。購入する際は「型式認定TSマーク」が表示されている商品を選ぶと安心です。1台持っていると近距離移動の利便性が大幅に向上しますよ。
超小型EV
超小型EVは、軽自動車よりさらにコンパクトなサイズ感が特徴で、都市部や住宅街の狭い道路でも小回りが効くコンパクトな電気自動車です。
全長約2.6メートル、幅約1.3メートルと、1~2人乗り向けの小さなボディですが、航続距離は約100km~160km、最高速度は時速約60kmと高性能。日常生活の様々な場面で活躍可能です。まるでミニカーのようなフォルムも可愛らしいですよね。
車両価格は約110万円前後で、原付並の維持費で所有可能な点も嬉しいポイントです。
電動車いす
あまり知られていませんが、電動車いすも電動パーソナルモビリティの一種です。
車いすは、身体の不自由な方や高齢者の日常生活の移動を支援するモビリティですが、腕の力を使い自力で動かすか、介助者に押してもらう必要があります。電動車いすがそんな不便を解消するモビリティ。ジョイスティックレバー(1本の棒を前後左右に倒すことで、前進・後進、右折・左折を行なう装置)の操作で進みたい方向へ移動できるので、弱い力でも自分で動かすことが可能です。重量と安定感もあるので安心して利用できます。
年々拡大している電動パーソナルモビリティーの市場
近年、各モビリティメーカーが続々と開発している電動モビリティ。2023年の道路交通法改正に伴う「特定小型原動機付自転車」という新区分誕生により、電動バイクや電動アシスト付き自転車など、従来普及が進んでいた乗用具に加えて電動キックボードのシェアが大幅に向上しました。
「特定小型原動機付自転車」に区分される新型車両のリリース情報も年々増えており、次世代モビリティへの期待が年々高まっていますよね。
グローバルな視点で見ても、世界のパーソナル モビリティ デバイス市場規模は、2025 年に 12 億 9 億 411 万米ドルと推定され、2034 年までに 23 億 7 億 5,652 万米ドルに拡大し、7.02% の CAGR で成長すると予想されており、可能性が大いに期待されているマーケットだと言えるでしょう。
いま注目の電動パーソナルモビリティ一①UNI-ONE
UNI-ONE(ユニワン)は本田技研工業株式会社(以下:ホンダ)のロボティクス事業から生まれた、手を使わずに移動の自由をかなえる着座型のハンズフリー乗用具です。2025年9月24日から国内法人向けの販売を開始すると発表されています。
難しい操作は一切不要で、座って進みたい方向に体を傾けるだけで運転可能なので子どもや高齢者、身体障がい者など、どんな人でも簡単に操縦できるメリットがあります。高度な制御システム搭載はもちろん、立位に近い目線になるよう工夫されたシートや困ったときに助かる見守り機能など、運転者が安心して利用できるシステムが組み込まれています。
街に溶け込むスタイリッシュなデザインは、街や周囲の歩行者との共存を叶え、いま実現を目指している「歩車混合システム」への導入にも役立つと期待されていますよ。
いま注目の電動パーソナルモビリティ一②CORLEO
人が乗れるライオン型ロボット「CORLEO(コルレオ)」は1970年代から産業用ロボットのパイオニアとして数多くの実績を持つ川崎重工が開発している次世代型のモビリティです。「人に寄り添うロボット」として2050年の実装化を目指しています。
大阪万博の展示で話題になったので見たことがある方も多いのではないでしょうか。
顔と尾の部分がないライオンのようなインパクトある見た目が大きな特徴で、モビリティの名前にも「core核」「leo=獅子」という意味が込められています。
四足歩行型という今までにない新しい形で、運転者は乗馬のような感覚で重心移動を行い、モビリティを操作します。前脚部と後脚部が独立して動くので、複雑な地形でも姿勢が安定。普通の車では走行できない山道や水場での操縦にも対応しています。
さらに各関節には高精度なセンサーが搭載されており、地形の変化や乗り手の動きをリアルタイムで検知することが可能です。集めたデータを基に最適な歩行パターンを計算し、自然な動きを生み出しています。
また、「CORLEO」はカーボンニュートラル貢献に繋がる「水素」が燃料です。エネルギーを後脚部に挿入される水素キャニスターに貯め、前脚部搭載の水素エンジンで発電する仕組みを採用しています。モビリティを通じて、水素エネルギーの存在をより身近に感じてもらうという狙いもあるそうです。
今までの電動パーソナルモビリティとは一味も二味も違う、モーターサイクルとロボット技術を融合させた新感覚のオフロードパーソナルモビリティ。実装化はまだ先ですが、今後の動向を追っていきたい車両の一つです。
いま注目の電動パーソナルモビリティ一③meシリーズ
画像引用:https://toyotatimes.jp/en/series/series_mobilityforall/009.html
「Japan Mobility Show 2025」の展示で注目を集めたトヨタ自動車株式会社の「me」シリーズ。
日本では4人に1人が、「移動」に障壁や困難があるという課題に着目し、「社会の抱える不自由や不平等をなくしていく」というコンセプトでひとりひとりに寄り添うコンパクトな電動パーソナルモビリティを発表しました。いままでにない個性的な形が目を引きますよね。
「me」シリーズには3つのラインナップがあります。
boost me(ブーストミー)
ハンデを持つ人、持たない人が一緒にスポーツを楽しむことができる未来を目指した着座型のモビリティで、バランススクーターのデッキ部分にスツールタイプのシートを装着した形が特徴です。(※写真:左から2番目)
屈伸、リーン、旋回などの動きを体幹を使って操作します。両手を解放することができるので、テニスやバスケットなどさまざまな競技に対応可能です。
現地点ではまだ重心移動での操縦がかなうレベルに達していないとのことですが、近い将来実現できるように開発が進んでいるそう。オリンピックなどで目にする日が来るかもしれませんね。
walk me(ウォークミー)
日常での歩行支援を目的に開発が進められているコンパクトなモビリティで、4本の脚を動かすことで屋内・屋外問わず段差があり移動が困難なシチュエーションでの移動をサポートします。「脚つき」という今までに見たことがないユニークなフォルムがとても印象的ですよね。(※写真:1番左と右から2番目)
4足歩行ロボットのような動きで、シームレスに好きな場所に好きなときに移動できます。なんと、脚部分を曲げて座る動作もできるそう!
ちなみに脚のニットカバーは気分に合わせてコーディネート(変更)可能。ファッション感覚で楽しく乗れそうです。
challenge me(チャレンジミー)
ゴツめのタイヤとスポーティなデザインが目を引く車両は、「究極の冒険を楽しむ」ことをコンセプトにした電動車いすです。(※写真:1番右)
一般的な電動車いすと異なる点は、悪路も楽に移動できる走行性の良さ。
今まで、車いすユーザーが自らの足でアウトドアを楽しむのは、移動の観点から難しくてハードルが高いと言われていましたが、challenge meが実装化すればどんな人でも不自由なく屋外レジャーを楽しめるようになるかもしれません。
車いす使用者の行動範囲拡張が主な目的ですが、健常者が荒れ地を移動する手段としての使用も想定しているそうです。
いま注目の電動パーソナルモビリティ一④CURIO Q1
「CURIO Q1」は、株式会社キュリオが、豊田合成株式会社の技術支援を受け開発した近距離移動用モビリティです。
「免許返納後でも安心して乗れる移動手段をつくりたい」という社会的な想いから開発が始まり、「Japan Mobility Show 2025」にも出展されたことで話題になりました。
最高速度は時速15㎞で、フル充電時間は6時間。動力は家庭用100Vで充電可能なEVです。速度や充電時間を見るとわかる通り、長距離走行向きではないですがちょっとした買い物や通院・お出かけなどの短距離移動にはぴったり!
- 高齢者の買い物・通院などの移動手段
- 宅配・郵便など、配送車としての活用
- 観光客向けのアクティビティ
- ゴルフ場など、特別な施設での移動手段
など、さまざまなシーンでの活用が期待されている、いま注目度の高い電動パーソナルモビリティです。
次世代カートのようなスマートなビジュアルは、従来使われてきた「カート」の概念を覆します。サイズは 全長177cm・ 幅59.5cmとコンパクト。特定小型原付規格に準拠した4輪EVのため、16歳以上であれば免許不要で誰でも走行が可能です。
CURIO Q1の詳細は以下の記事をご参照ください。
いま注目の電動パーソナルモビリティ一⑤IMV Origin
斬新すぎる「未完成モビリティ」として話題の「IMV Origin(IMVオリジン)」も、トヨタ自動車が開発した新型モビリティ。
「未完成のまま工場を出荷する」という、いままでに例を見ないパーソナルモビリティなのです。
アフリカをはじめとする新興国の未来を見据えたモデルで、トヨタが「土台」のみを提供し、上部構造は現地のニーズに応じて自由にカスタマイズしてもらうという、革新的なコンセプトに基づいて開発されました。
―車両に人を乗せるのか、荷物を載せるのか。載せる荷物は、箱なのか。そうでないのか。
アフリカなどの新興国の場合、都市部では乗用車が普及し始めているものの、農村部では依然としてバイクが主な移動手段です。
しかしバイクで運べる農作物や荷物の量や距離には限界があり、「荒れた道を走れる“手頃なクルマ”が無い」という課題に直面しています。
長いサトウキビを運ぶなら荷台を長くし、人を運ぶなら椅子を取り付けるなど、その土地や暮らしの変化に合わせた自由な発想でクルマをつくることで、新興国の移動問題改善を目指しています。IMV Originが今後どのような形で活躍するのか気になりますね。
いま注目の電動パーソナルモビリティ一⑥glafit-GFR-02
「モビチェン」という新しい概念を作ったglafitの電動バイク
和歌山県に拠点を構えるglafit株式会社が開発した二刀流バイク「GFR-02」は、いままでのペダル付き電動バイクの概念を覆す革新的なモビリティとして「Japan Mobility Show 2025」の「Startup Future Factory」にも出展された、いま注目度の高い車両です。
ペダル付き電動バイクは、少し重厚感のあるマウンテンバイクのような見た目が特徴で、ペダルを漕がなくてもモーターを使って自走可能な電動パーソナルモビリティ。ゆっくり走行したい時はペダル走行に切り替えると自転車と同じように使うこともできますが、たとえモーターを切って走行したとしても、道路交通法上の扱いは原付一種です。
glafitの「GFR-02」というモデルは、電動バイク(原付一種)と自転車の車両区分を「モビチェン」という形で切り替える独自システムを搭載している今までにない乗用具!日本国内で唯一、法的に二刀流バイクとして運転することが認められています。自転車利用の場合は、通常の駐輪場に停めることもできますよ。
自転車走行の際にナンバーを覆う機能や、電源が入らない制御機能も付いており、モーターを切ってナンバーを覆えば合法的に自転車としての運転が可能です。軽量で折り畳みもできるので、車のトランクに積むのはもちろん電車やバスなどの公共交通機関に持ち込むのも簡単!
もし途中で充電が切れたとしても自転車に切り替えて走行の継続が可能なので、長距離運転にも適しています。
満員電車のストレス解消、通勤や通学に利用したい電動パーソナルモビリティの魅力とは?
の記事リンクを挿入してください。
いま注目の電動パーソナルモビリティ一⑦e-SNEAKER
「いい大人には、いいスニーカーが似合う」というコンセプトでダイハツ工業株式会社が開発し、2025年8月から販売が開始された次世代型電動車いす「e-SNEAKER」。車いすに見えないスタイリッシュなデザインが特徴的です。
軽快な走りを実現する大径タイヤや、安定性のある四輪、速度抑制機能など、安心して運転できる仕組みも搭載されています。シンプルな設計なので操縦も簡単!フロントとリヤカバーの色はホワイトですが、カーキ・ブルー・オレンジにカスタムすることも可能で、前方にはバスケットを装着することもできますよ。
車いすなので歩行者として歩道の走行が認められています。車両価格は418,000円(消費税非課税)です。
電動パーソナルモビリティ「e-SNEAKER」に乗ればお出かけがもっと楽しくなるはず!気になる方は、全国の販売代理店をチェックしてみてくださいね。
いま注目の電動パーソナルモビリティ一⑦「Lean3」
https://leanmobility.net/jp/「人と車と社会の新たな関係を築き、都市型移動の未来を再定義する」というコンセプトを掲げたLean Mobility
Lean Mobility株式会社が開発した「Lean3」はエアコン付きの2人乗り電動三輪モビリティ。
「「Japan Mobility Show 2024」で展示されると、空調付き箱車型(全周型のキャビン採用車)の三輪モデルとして話題を呼びました。
Lean Mobility株式会社は愛知県と台湾に拠点を構えるモビリティ企業で、トヨタ自動車出身の谷中 壯弘が2022年に設立した比較的新しい法人です。
モビリティ事業にまつわる様々なスペシャリストが順次参画し、急スピードで成長を遂げています。
日本と台湾では2026年前半から納車を開始し、2027年には欧州市場にも展開すると公表されています。
(日本では1人乗りの原付ミニカーとして、台湾では2人乗り仕様での販売が決定しています。)
5年目までに5万台以上の生産を目指しているとのこと、今後の動向に注目したいですね。
2026年も電動パーソナルモビリティの動向に注目しよう
環境に優しく、交通渋滞やオーバーツーリズム解消にも役立つと期待されている電動パーソナルモビリティ。
2025年は、前章でご紹介したとおり、数々の次世代型モデルが世に出て大きな話題を呼びました。
いままで当たり前だった「移動」の在り方が、ここ数年で大きく変わっています。
旅行先でのちょっとした移動手段として、通勤・通学の新しい乗用具として、当たり前に利用される未来はすぐそこまで近づいています。
また、いままで自力での移動が困難だと言われてきた高齢者や、身体にハンディキャップを抱えている方も「自由に」「快適に」移動できる日が来るかもしれません。
2026年以降はどんな車両が道路を走ることになるのでしょうか?当メディアでも引き続き最新の動向を追っていきたいと思います。
記事セクションのテキスト...