記事の目次
- 電動スケートボードとはどんなモビリティ?スケートボードとの違いを解説
- 電動スケートボードのメリット、デメリット、注意点を解説!
- 電動スケートボードにはどんな種類がある?おすすめの選び方
- ①舗装道で練習したい初心者の場合:定速度機能付きの商品を選ぶ
- ②アウトドアのお供にも!滑れる場所を増やしたい場合:オフロード対応の商品を選ぶ
- ③最先端の走り心地を体験したい場合:「次世代型一輪電動スケートボード」という選択肢も
- 電動スケートボードを活用し、趣味やコミュニティーの幅を広げよう!
移動手段としてはもちろん、スポーツ競技や趣味としても人気のあるモビリティ、スケートボード。海外文化のイメージが根強いですが、東京オリンピックの新競技に追加され、日本人選手が活躍を見せたこともあり現在国内でも注目を集めています。そんなスケートボードに「電動スケートボード」という種類があるのはご存じでしょうか?今回の記事では電動スケートボードの特徴やメリット、ニーズに合わせたモデルの選び方など…さまざまな角度からモビリティの魅力や特徴を紐解いていきたいと思います。
電動スケートボードは「パーソナルモビリティ」の一種に分類される乗用具です。パーソナルモビリティとは、街中での近距離移動を想定した1~2人乗り電動コンセプトカー全般のこと。電動スケートボードはその名の通り、電気で動くスケートボードです。通常のスケートボードは地面を蹴って進むプッシュ動作で前進しますが、電動スケートボードの場合はリモコン操作によってモーターがタイヤ(ウィール)を回し、走行します。簡単にスピードが出るので爽快感を求める方にぴったりです。
爽快感とスリルを味わうことができるスケートボードは、スポーツとしての要素も強く、バランス感覚が必要なモビリティです。コツをつかむまでに時間はかかりますが、練習することで足腰や体幹が鍛えられます。運動不足解消や身体能力向上の効果があるのは嬉しいですよね。
また、「時間と場所さえあればどこでもできる」という点もメリットの一つ。他のスポーツは対戦相手やチームメンバーやいないと成立しないことが多いですが、スケートボードの場合は、ボードさえあれば一人でも練習可能ですし、スケートパークに足を運べば、同じ志を持つ趣味仲間ができるかもしれません。一人でも、複数人でも楽しめる手軽さは大きな魅力です。
一方、乗りこなす難易度が他のパーソナルモビリティより高く、怪我のリスクが高い点はデメリット…。特に電動スケートボードの場合は普通のスケートボードよりスピードが出るので、衝突や転倒した場合のダメージが大きいです。
電動スケートボードは速度や形状から「原動機付自転車」として扱われますが、ウィンカーやナンバーの取り付けが難しいことから日本での公道走行は実質不可能だと言われています。
過去、ライダーのヘルメット未着用や走行違反による重症・死亡事故も発生しているので、電動スケートボードの走行が可能な私有地やスケートパークでの使用に留め、必ずヘルメットを着用しましょう。原付の免許携行も必須です。
スポーツとして、趣味として楽しむ方も多い電動スケートボードですが、さまざまな種類やモデルがあり「どんなスペックの物を選んだら良いのか分からない…。」という方も多いと思います。以下、電動スケートボードを購入する際に注目すべきニーズ別ポイントを3つご紹介します。
スピードのコントロールが難しい電動スケートボード。商品によって最高速度は異なりますが、初心者の場合は加減速が可能な低速度機能付きの商品を選ぶと良いでしょう。まずは低速で慣れてから段階を上げていくのがおすすめです。
日本で電動スケートボードを楽しむ場合、海外のように公道を走行することはできません。「練習場所が舗装されている私有地やスケートパークに限定されるのはつまらない!」と思っている方にはオフロード対応のモデルがぴったりです。芝生や段差、土など、舗装されていない道でもストレスなく走行できますよ。キャンプなどのアウトドアにスケートボードを持っていきたい方にもおすすめです。スケートボードに慣れている玄人向けのモデルだと言えるでしょう。
電動スケートボードには一輪のモデルもあります。アメリカで人気を博し、日本でもスポーツやレジャーにも最適な近未来型モビリティとして注目を集めています。一輪タイヤですが、山道や坂道も問題なく走行できますよ。体重移動で前進や加速、後退、旋回などの動きを自由自在に操れるので、自分の身体とボードが一体化する新感覚を味わえます。スタイリッシュなデザインもかっこいいですね。乗りこなすにはコツが必要ですが、慣れるとやみつきになる中毒性があります。
身一つで楽しめる手軽なモビリティ、電動スケートボード。新しい趣味やスポーツの一環として初めると、世界が広がるかもしれません。
ルールとマナーを守って「楽しく、賢く」乗りこなしましょう。