アンパンマン列車に乗ってお子様と一緒に四国旅行を楽しもう

小さい子供を持つ親の頭を悩ませる、子連れ家族旅行の行先や移動手段。「子育ての息抜きに家族旅行をしたい。」「子連れでお出かけしたいけれど、移動中に子供が飽きてしまわないか心配。」「小さい子供も楽しむことができる旅行先が知りたい。」と思っている方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを持つ方におすすめしたい旅行先の一つが四国地方です。豊かな自然環境を満喫できるのはもちろん、四国全域を「アンパンマン列車」というキャラクター列車が走行しているので小さな子供も楽しむことができます。アンパンマンと一緒なら、退屈しがちな電車移動もいつもより特別な時間になるかもしれません。今回は、原作者のやなせたかし先生と四国地方の繋がりや、四国旅行をより充実させるアンパンマン列車の楽しみ方、子連れに優しい四国の観光スポットについて紹介したいと思います。

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記事の目次

  • アンパンマンの原作者、やなせたかし先生と四国地方の繋がりとは?
  • 四国地方を走る「アンパンマン列車」とは?普通の電車と何が違うの?
  • アンパンマン列車に乗るときにゲットしたい…可愛すぎるお弁当とは?
  • 誕生25周年を記念!2025年7月12日から発売される限定商品と復刻車体とは?
  • 電車の中に遊び場!?子供が喜ぶ、プレイルーム設備付の車両「ゆうゆうアンパンマンカー」とは?
  • アンパンマン列車に乗ってみたい!気になる予約の方法や注意点とは?
  • アンパンマン列車に乗って四国を横断、おすすめ観光スポットを厳選!
  • 香川県の子連れに優しい観光スポット
  • 徳島県の子連れに優しい観光スポット
  • 高知県の子連れに優しい観光スポット
  • 愛媛県の子連れに優しい観光スポット
  • アンパンマン列車に乗って、家族で楽しい旅行体験を。

アンパンマンの原作者、やなせたかし先生と四国地方の繋がりとは?

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アンパンマンの生みの親とも言われる、原作者のやなせたかし先生は高知県在所村(現:香美市香北町)出身です。高知県は2025年春から放送のNHK連続テレビ小説「あんぱん」の舞台でもあり、ドラマの放送をきっかけに観光客の数が増えています。豊かな自然が美しい香美市香北町には「やなせたかし記念館」があり、やなせたかし先生が描いたタブローや絵本原画が保存されています。このように、四国地方とアンパンマンの間には強い繋がりがあるのです。

四国地方を走る「アンパンマン列車」とは?普通の電車と何が違うの?

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遡ること25年前、2000年10月に岡山県と高知県を結ぶ特急列車「土讃線アンパンマン列車」が誕生しました。ブルーカラーの車体には「アンパンマン」に登場する主要キャラクターが描かれており、「ANPANMAN」のロゴと爽やかな虹のマークが子供達の心を掴みました。

同月にはアンパンマン路線バスが誕生、2001年3月にはピンク色の車体も誕生しました。また、2001年10月には予讃線「ばいきんまん号」「ドキンちゃん号」が採用されるなど、可愛らしいデザインのラッピング列車が続々と誕生し、リニューアルを繰り返してきました。

現在では、岡山県・香川県と愛媛県を結ぶ「予讃線8000系アンパンマン列車」、岡山県と高知県を繋ぐ「土讃線あかい・きいろいアンパンマン列車」、愛媛県松山市と宇和島を結ぶ「予讃線宇和海アンパンマン列車」、車内に靴を脱いで遊ぶことができるプレイスペース付きの「ゆうゆうアンパンマンカー」、岡山県と香川県と繋ぐ「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」計5種類の車両が各地で運行しています。

また、JR土佐山田駅とやなせたかし記念館を結ぶ交通手段として「アンパンマン路線バス」の運転もあります。

アンパンマン列車は外観だけでなく、内装もアンパンマンの世界観が楽しめるように工夫されています。キャラクターの顔が印字されたポップな座席シートやミニ運転席の絵が描かれた座席テーブル(一部未対応のシートもあり)など、大人も子供も思わず笑顔になる仕掛けがたくさん!展望デッキやトイレ、洗面台も可愛いキャラクターのイラストが描かれており、小さな子供を飽きさせない工夫が詰まっていますよ。車体によってデザインが異なるので乗り比べるのも楽しいです。

アンパンマン列車に乗るときにゲットしたい…可愛すぎるお弁当とは?

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高松駅コンコース1階駅弁販売店、高知駅①②ホーム安藤商店、Graceful Gift Shop byハレノヒヤ、ゆうゆうアンパンマンカー、瀬戸大橋アンパンマントロッコ車内で購入可能な「げんき100ばい!アンパンマン弁当」はぜひ一緒に購入したいお弁当です。アンパンマンの顔をかたどったお弁当箱には、ウィンナーや卵焼き、チキンライスやミートボールなど、子供が喜ぶ美味しいおかずがたくさん詰まっています。

お弁当は数量限定。事前予約も可能ですが、2025年7月11日(金)受取分をもって電話予約受付が終了する点には注意が必要です。高松駅弁オンラインサイトでの予約が便利なのでぜひ活用しましょう。

誕生25周年を記念!2025年7月12日から発売される限定商品と復刻車体とは?

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2000年に誕生したアンパンマン列車は現在25周年を迎えました。また、前述したアンパンマン弁当は販売開始から20年が経ちました。節目の年を記念して、2025年7月12日(土)から新しいお弁当「8000系アンパンマン列車弁当」が発売されます。列車の形のお弁当箱にはオムライス、ハンバーグ、エビフライ、ウィンナー、卵焼き、枝豆、ポテトサラダが入っています。価格は税込1800円。旅の思い出作りにぴったりです。

また、現在は運行していない初代アンパンマン列車の外装デザインが、特急「あしずり」号として2025年4月12日(土)から2026年1月12日(月)の期間限定で復刻しています。運転区間は土讃線高知~中村・宿毛間。今しか楽しむことができない限定列車に乗ってみるのも素敵です。

電車の中に遊び場!?子供が喜ぶ、プレイルーム設備付の車両「ゆうゆうアンパンマンカー」とは?

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子連れ旅行の際、親として最も心配するポイントが、移動中の「ぐずり」ではないでしょうか?アンパンマン列車は子連れ利用者が多く、子供を飽きさせない工夫がたくさん施されていますが、やはり長時間の移動となると飽きてしまうケースもちらほら…。

そんな時、遊び場付きの車両であれば安心して電車を利用することができます。徳島と阿波池田間を走行する「ゆうゆうアンパンマンカー」はなんと靴を脱いで遊ぶことができるプレイルーム付き!アンパンマンのキャラクターがたくさん描かれた遊び場には、小さな子供が喜ぶしかけがたくさんありますよ。遊んでいるうちに目的地に到着するのはとても嬉しいポイントだと思います。

アンパンマン列車に乗ってみたい!気になる予約の方法や注意点とは?

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子連れファミリーにとって魅力的な要素がたくさんあるアンパンマン列車。具体的にどのような手順で乗車するのでしょうか。

アンパンマン列車に乗るには、乗車券、特急券、指定席券やグリーン券などの事前購入が必要です。乗車日1か月前の午前10時から、全国のみどりの窓口や旅行会社窓口で販売されます。また、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」でも申込が可能です。

アンパンマンシートを希望する場合は、予約時にその旨を忘れずに伝える必要があるので注意しましょう。外観はアンパンマン列車でも、すべての車両の内装がアンパンマン仕様ではないケースもあるためです。

おすすめは、JR四国が販売している「アンパンマン列車プレミアムツアー」。アンパンマン列車利用、宿泊、ぬいぐるみプレゼントなど、予約者特典をセットにしたお得なプランです。席の指定や宿の予約が面倒…という方にぴったりですよ。

様々なパッケージプランが用意されているので、旅程の骨子を組んでもらうことができるのもありがたいですよね。アンパンマン列車はとても人気があるので、時期や車両によっては早い段階で満席になってしまうこともあります。乗車したい日程が決まっている場合は早めに予約すると良いでしょう。

アンパンマン列車に乗って四国を横断、おすすめ観光スポットを厳選!

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次に家族で訪れたい、四国4県の観光スポットを紹介します。

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香川県の子連れに優しい観光スポット

・四国水族館

「四国を旅する水族館」というコンセプトの通り、太平洋や瀬戸内海、四万十川や仁淀川など、四国の圧倒的な水景をテーマにした展示を楽しむことができます。また、空間作りにも工夫が詰まっており、「生き物にとって負担が少なく、居心地が良い、生き物のための水族館」を目指しています。AIによる解説システムや季節や時間帯によって異なる照明や香りの演出は、訪れる人の五感を刺激するでしょう。大人も子供も楽しむことができる水族館です。

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・国営讃岐まんのう公園

四国唯一の国営公園「国営讃岐まんのう公園」は、東京ドーム75個分の広大な敷地が特徴的。芝生広場や大型遊具、自然生態園などの施設が充実しており、子供の遊び場にもぴったり。春から秋にかけては四季折々の花を楽しむことができます。クリスマスシーズンのイルミネーションも圧巻です。

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徳島県の子連れに優しい観光スポット

・あすたむランド徳島

「遊びや体験を通して科学する心を育てる」というコンセプトのもと、徳島県の豊かな自然と無限の可能性を象徴する施設として2001年に開園しました。子ども科学館やプラネタリウム、ウォーターライド、体験工房、大型遊具など、子供が楽しめるアクティビティがたくさん!「木のおもちゃ美術館」や「赤ちゃん木育広場」といった乳幼児向けの施設もあるので、小さい子供がいるご家庭にもおすすめです。

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・大鳴門橋遊歩道 渦の道

徳島県といえば鳴門海峡の渦潮をイメージする方も多いのではないでしょうか。

鳴門海峡に架かる大鳴門橋の橋桁内に作られた海上遊歩道「渦の道」は全長450m。太平洋と瀬戸内海の絶景を楽しむことができます。海上45mのガラス床からは渦潮を覗き込むことができてスリル満点!好奇心旺盛な子供の感性をくすぐるでしょう。

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高知県の子連れに優しい観光スポット

・香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム

やなせたかし先生の故郷、香美市にある「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム。アンパンマンの世界観や絵本のイラスト、ジオラマなど、アンパンマンに纏わる展示の数々は見応えがあります。大人も童心に返って楽しむことができるでしょう。

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・わんぱーくこうち

入園無料で楽しむことができる高知県の子連れスポットです。施設内には「わんぱーくこうちアニマルランド」というミニ動物園もあり、動物たちの生態を近距離で見ることができます。動物園自体はミニマムですが、たくさんの種類の動物が飼育されており、見応えがあります。また、「プレイランド・アスレチック」には観覧車やメリーゴーランドなどのアトラクションも!小さな子供が楽しめる乗り物がたくさんあるのは嬉しいですよね。

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愛媛県の子連れに優しい観光スポット

・母恵夢スイーツパーク

愛媛県東温市に位置する「母恵夢スイーツパーク」は「お菓子でつながる家族の笑顔」がコンセプトのスイーツテーマパークです。「母恵夢(ポエム)」は愛媛銘菓として人気の和菓子。工場では製造過程の見学が可能です。他にも、焼きたてスイーツの販売、無料で楽しめる蛇口から出るみかんジュース、乳搾り体験、足湯など、スイーツパークならではの体験ができますよ。定期的に「マイ母恵夢を作ろう!」というイベントも開催されており、自分だけのオリジナルスイーツを作ることができるのも魅力的です。

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・えひめこどもの城

愛媛県松山市に位置する大型児童館「えひめこどもの城」。四国最大級のジップラインやボート、ボブスレー、モノレールや鉄道など、アクティブに楽しむことができるアトラクションがたくさんあります。ARを使った砂遊びや工作体験など、子供が喜ぶアクティビティも多数!園内にはレストランもあるので食事処の心配も不要です。

アンパンマン列車に乗って、家族で楽しい旅行体験を。

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子供のワクワクを刺激するアンパンマン列車に乗って、四国旅行を楽しむのはいかがでしょうか。

親子共に、きっと素敵な旅の思い出になるはずです。この夏の旅行先として、ぜひ検討してみてくださいね。

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